筆者は生音系のトラックを作るのに、iPhoneアプリのGarageBandを良く利用しています。
以前にiPhone・iPadのGarageBandアプリで簡単にドラムトラックを作成することができるDrummer機能を説明しました。
Drummerトラックに無料パックとして追加することが可能なパーカッションも直感的に、非常に簡単にトラックとして追加することが可能です。
今回はDrummerトラックのパーカッションについて、画像付きで詳しく説明していきます。
もくじ
目次
この記事の流れです。
GarageBand アプリ ダウンロード
GarageBandはiPhone、iPad向けの無料アプリとなっており、下記よりダウンロード可能です。
Drummer パーカッショニストのダウンロード
早速、Drummer Percussionistsのダウンロード方法を説明していきます。
DRUMMERのその他のサウンドよりダウンロードすることが可能です。
Percussion Drummerとして、LatinのIsabela、PopのQuincy、SongwriterのFinnの3名を追加することが可能です。
追加するには、「入手」をタップするとダウンロードされます。
Drummer パーカッショニストの使い方
トラックの追加方法、小節数の変更方法等は前回記事を参考にして頂ければと思います。
設定方法については、セクションごとに説明をしていきます。
プリセット
赤囲みボタンを押すと、プリセットを変更することが可能です。
SongwriterのFinnのプリセットの例となります。
再生しながら変更することが可能なので、楽曲に合うプリセットを選択してみてください。
音量とフレーズの複雑さ
各フレーズの音量や、フレーズの複雑さは赤囲み部分の「●」の位置で変更することができます。
左右の軸がフレーズの複雑さとなります。
右に行くほど複雑なリズムとなり、左に行くほど基本的なリズムとなります。
上下の軸が音量となります。上に行くほど音量が上がります。
スウィング
「スウィングなし」というボタンをタップするとスウィングを設定することが可能です。
1/8 スウィング(ライト)、1/8 スウィング(ヘビー)、1/16 スウィング(ライト)、1/16 スウィング(ヘビー)の4種類から選択可能です。
このくらいシンプルな選択肢のほうが初心者の方には使いやすいのではないかと思います。
曲に合ったスウィング リズムを選択してみてください。
使用する楽器の選択https://mp-app.net/thumbjam-app-midi-guitar/
使用可能な楽器は、パーカッションキットによって変わります。
上記はLatinのIsabelaの例ですが、トライアングル、クラベス、カウベル、カバサ、マラカス、タンバリン、コンガ、ボンゴ、ティンパレスから選択可能です。
各楽器が点灯していると使用している状態で、タップすると消灯となり不使用となります。
アプリ下部の「フィル」スライダーで、フィルインの複雑さを変更可能です。
右に動かすと、フィルインが複雑になっていきます。
Drummer パーカッショニスト デモ音源
LatinのIsabela、PopのQuincy、SongwriterのFinnの3名のデモ音源を作成しました。
LatinのIsabela
Isabelaはラテンパーカッションで激しくダイナミックなリズムを刻むとのことでしたので、Appleループのシンプルなコーラスギターにあわせてみました。
ギターがシンプルなので、少し複雑なパーカッショントラックとしてみました。
PopのQuincy
Quincyは、用途の広いストレートなパーカッショングルーブとのことでしたので、Appleループの少しファンキーなエレピとあわせてみました。
シンプルなパーカッションですが、グループしている感じで心地良いです。
SongwriterのFinn
Finnはオーガニックなビートを生み出すとのことでしたので、Appleループのメロウなエレピとあわせてみました。
シンプルなパーカッショントラックとなっていますが、生音系に合いそうです。
まとめ
Drummerトラックのパーカッションはシンプルな操作でパーカッショントラックを作成することができて、グルーブも気持ちよいのでおすすめです。
iPhone、iPadを持っているトラックメーカーの方、ぜひ使ってみてください。
GarageBandの他トラックの作成方法は、下記参照してください。
エレキギターを使ってMIDI音源をGarageBandに録音する方法です。