筆者は外出時にカフェや駐車中の車内などで、空き時間を利用してiPhoneでKORG Gadgetアプリを利用して楽曲制作をしています。
前回はパンチあるKORG Gadgetのリードシンセ音源を紹介してきました。
筆者は、複雑で太い音の出るベース音源として使えるガジェットの「Miami」をエレクトロニック・ミュージックのベースとして利用しています。
複雑な倍音を設定していくことが可能で、ウォブルモジュレーションの設定をすることで、かなりパンチのあるベースラインを打ち込むことが可能で非常におすすめです。
今回は、ウォブルサウンドベース音源 Miamiの使い方を詳しく説明していきます。
もくじ
目次
この記事の流れです。
KORG Gadget ダウンロード
KORG Gadgetは有料のiPhone、iPadアプリとなっており下記よりダウンロード可能です。
機能限定版で無料のKORG Gadget Leもあります。
KORG Gadget Miami ガジェットの使い方
早速、KORG Gadget Miamiの詳しい使い方を説明していきます。
CARRIER
WAVE
キャリアオシレーターの波形をTriangle、Saw、Squareから選択することが可能です。
PITCH
キャリアオシレーターのピッチを調節することが可能です。
LEVEL
キャリアオシレーターの音量を調節することが可能です。
SUB
サブオシレーターの音量を調節することが可能です。
X-MOD
WAVE
クロスモジュレーションオシレーターの波形をPulse、Triangle、Saw、Squareから選択することが可能です。
DEPTH
クロスモジュレーションオシレーターの深さを調整することが可能です。
LEVEL
クロスモジュレーションオシレーターの音量を調節することが可能です。
TUNE
クロスモジュレーションオシレーターのピッチを調節することが可能です。
FILTER
CUTOFF
フィルターのカットオフ周波数を設定することが可能です。
CRUSH
フィルターに特徴あるノイズを加えることが可能です。ベース音色の質感がかなり変わりますので、ぜひいろいろ設定してみてください。
SHAPE
LFOの波形をTriangle、Saw、Squareから選択することが可能です。
RATE
LFOのスピードを設定することが可能です。
WOBBLE
フィルターLFOのモジュレーション量を調整することで、ウォブルサウンドを設定することが可能です。
OUTPUT
STEREO
アウトプットの定位の広がり具合を調整することが可能です。
GLIDE
次の音への移行時間を調整することが可能です。
OUTPUT
マスター出力の音量を設定することが可能です。
SOUND PROGRAM
サウンドプログラムとして、2018年7月現在で30種類のプリセットから選択することが可能です。
デモ音源
Miamiは2つのトラックで使用して、ドラム音源の「London」とあわせて打ち込みました。
「London」のサウンドプログラムとしては「31: TO THE NINES」を選択しました。
シンプルにバスドラム、スネアとハイハットを打ち込みました。
Miamiの1トラック目のサウンドプログラムとしては「03: Fax It Bass」を選択しました。
Cドリアンスケールで動きのあるベースラインをMIDI入力しました。
Miamiの1トラック目のサウンドプログラムとしては「02: BubbleSaw」を選択しました。
1小節ごとのベースラインをベタ打ちしました。
Miamiのみのトラック2をSoundCloudにアップしました。
「London」のドラムトラックと、「Miami」の2トラックをあわせた音源をアップしました。
まとめ
Miamiガジェットは、WOBBLEの調整やフィルターの設定、クロスモジュレーションオシレーターを調整することで、かなり凶悪なウォブルベース音を作り出すことが出来ます。
エレクトロニック・ミュージックにおすすめですので、ぜひ試してみてください。
KORG Gagdetのアナログパーカッションシンセ音源は下記参照してください。
KORG Gagdetのパンチあるリードシンセ音源については下記参照してください。