大型で強い勢力の台風が日本に接近することが増えており、台風情報を確認することが増えているかと思います。
前回は、ヨーロッパ中期予報センター(European Centre for Medium-Range Weather Forecasts、ECMWF)のサイトの見方を説明しました。
今回は、ECMWFの情報を含めて、詳しい気象データを視覚的に見やすく確認することができる「Windy.com」アプリの使い方、見方を説明していきます。
もくじ
目次
この記事の流れです。
Windy.com アプリ ダウンロード
Windy.comアプリは、iPhone、Android向けの無料アプリとなっており、下記よりダウンロード可能です。
Windy.comアプリの使い方
早速、Windy.comアプリの使い方を詳しく説明していきます。
視覚的に風向きと風速を確認可能
ビジュアル的に風向きと風速を確認することが可能です。
風速(メートル/秒)の確認方法はアプリ下部に表示されており、色で確認することが可能です。
上記は台風が日本に接近している際の画像ですが、台風の目に近い中心部分が紫色など風速40mを超えているのが確認できます。
10日後までの気象データを確認可能
右側にスワイプすることで、1時間ごとの気象データを10日後まで確認することが可能です。
また、アプリ下部左側の「▶」ボタンを押すことで、動画のように10日後までのデータを確認することが可能です。
風速以外の気象情報の確認方法
アプリ下部右側の「
」を押すとその他の気象データを確認することが可能です。「レーダーと衛星」「最大瞬間風速」「雨、雷」「気温」「雲」「波」「大気質」のデータを確認することが可能です。
筆者がよく確認しているものを、以下紹介していきます。
雨情報(累積雨量)
左側の「雨、雷」メニューをタップした後、「累積雨量」をタップします。
選択されている期間に降った降水量(mm)を確認することが可能です。
気温情報
左側メニューより「気温」をタップします。
10日後までの気温データを確認することができます。
アプリ下部にある「-20度~40度」の色分け表示を参考にしてください。
湿度情報
「気温」をタップした後、「湿度」をタップします。
10日後までの湿度データをビジュアル的に確認することができます。
アプリ下部にある「0%~100%」の色分け表示を参考にしてください。
波(うねり)情報
「波」をタップした後、「うねり」をタップします。
10日後までの波の高さをビジュアル的に確認することが可能です。
アプリ下部にある波の高さ(m)の色分け表示を参考にしてください。
海水温情報
「波」をタップした後、「海水温」をタップします。
海水温をビジュアル的に確認可能です。
アプリ下部にある温度(℃)の色分け表示を参考にしてください。
地域ごとの気象情報の確認方法
アプリ右下にある検索ボタンをタップして地域を検索するか、地図上のポイントをタップするとで該当地域の時間ごとの気温、降水量、風量、風向きなどを確認することが可能です。
まとめ
筆者は海でシュノーケリングをしていますので、このWindy.comアプリで波のうねりの情報や、海水温の情報、雨の情報などを確認して海に向かうようにしています。
台風が接近している際の風向きや風速などを細かく確認可能なので、ぜひ参考にしてみてください。
ECMWFの元データ確認方法は下記参照してください。