筆者は外出時にカフェや駐車中の車内などで、空き時間を利用してiPhoneでKORG Gadgetアプリを利用して楽曲制作をしています。
前回はリアルなKORG Gadgetのアコースティックピアノ音源音源を紹介してきました。
KORG Moduleアプリを購入すると、ヴィンテージオルガン音源を利用することが可能で、筆者はJAZZっぽい曲やファンク、ハウスなどに利用しています。
音色はロータリースピーカー、ビブラート、コーラスなど設定可能で、iOSアプリとしては、かなりリアルな使える音源となっています。
今回は、オルガン音源 Alexandriaの詳しい使い方を説明していきます。
もくじ
この記事の流れです。
KORG Gadget ダウンロード
KORG Gadgetは有料のiPhone、iPadアプリとなっており下記よりダウンロード可能です。
機能限定版で無料のKORG Gadget Leもあります。
AlexandriaはKORG Moduleアプリ(有料)をインストールすると利用できるガジェットです。
KORG Gadget Alexandria ガジェットの使い方
早速、KORG Gadget Alexandriaの詳しい使い方を説明していきます。
ROTATION
SLOW
ロータリースピーカーの回転速度を遅くします。
STOP
ロータリースピーカーの回転を停止します。
FAST
ロータリースピーカーの回転速度を速くします。
VIBRATO & CHORUS
VIBRATO ON・OFF
ビブラート&コーラスエフェクトをオン、オフします。
V-1~V-3・C-1~C-3
V-1~V-3はビブラートエフェクト、C-1~C-3はコーラスエフェクトとなっております。
再生しながら切り替えてみて、音色を確認するのがおすすめです。
MODULATION EFFECT
TYPE
2018年6月現在で、22種類のエフェクトから選択することが可能です。
Tube Driveなど歪み系のエフェクターを薄っすらかけるのが暖かみが出てくるのでおすすめです。
EDIT1・EDIT2
選択したエフェクトによって調整可能なパラメーターが変わりますが、2種類のパラメーターを調整できます。
最大に設定してみて効果を確認した後、徐々に下げて調整していくのがおすすめです。
AMBIENT EFFECT
TYPE
2018年6月現在で、8種類のアンビエントエフェクトから選択することが可能です。
EDIT1・EDIT2
選択したエフェクトによって調整可能なパラメーターが変わりますが、2種類のパラメーターを調整できます。
DRIVE & OUTPUT
DRIVE
オーバードライブの歪みの量を調整することが可能です。
OUTPUT
アウトプット音量を設定することが可能です。
SOUND PROGRAM
2018年6月現在で、18種類のプリセットから選択することが可能です。
デモ音源
今回も前回と同様に、Gladstoneガジェット、Madridガジェットと合わせて打ち込んだオルガンのコードです。
コード進行としては、FのJAZZブルースとしてみました。
プリセット音色としては、デフォルトの「001 Simple Organ」を選択しました。
1小節目~4小節目は、F 7thとB♭7thの3度と7度を中心に打ち込みました。
5小節目~8小節目までは、3度、5度、7度中心に打ち込みを行っています。
9小節目~12小節目まではまた3度、7度中心に打ち込みを行っています。
Alexandriaガジェットのみ打ち込んだデモ音源をSoundCloudにアップしました。
Gladstoneガジェット、Madridガジェットと合わせて打ち込んだデモ音源です。
アコースティックベースは、4ビートで完全にベタ打ちとなっています。
まとめ
Alexandriaガジェットは、Drive量の調整や音を切るタイミングなど、細かく打ち込んでいけば生っぽく打ち込めるオルガン音源となっており、ジャズやファンクなどにおすすめです。
KORG Gadgetはダンスミュージック系の音源が多いですが、アコースティックな音楽も作ることができますので、ぜひぜひ試してみて下さい。
KORG Gagdetのリアルなクラビ音源は下記参照してください。
KORG Gagdetのリアルなピアノ音源は下記参照してください。