iPhoneやAndroid、Windowsでも使える「FL Studio Mobile」は、エレクトロニック・ミュージックを作成するのに非常に強力なアプリです。
筆者は、AndroidスマホでFL Studio Mobileを利用していますが、音色の設定、オートメーションやエフェクトの設定が直感的にできて、ダンスミュージックを作るのに重宝しています。
また、FL Studio Mobileがスペックの高くないスマホでもサクサク動き、使えるシンセの選択肢が少ないのも、外出時に迷いなく打ち込みを行うのに適していてかなり気に入って使っています。
今回は、FL Studio Mobileで重宝しているベースシンセ「Transistor Bass」の使い方を詳しく説明していきます。
もくじ
目次
この記事の流れです。
FL Studio Mobile アプリ ダウンロード
FL Studio Mobileは有料のiPhone、Android、Windowsアプリとなっており下記よりダウンロード可能です。
Transistor Bassの使い方
早速、Transistor Bassの詳しい使い方を説明していきます。
Transistor Bassは240円のAPP内課金で使用することが可能です。
FL Studio Mobileのトラックへシンセを追加する方法については、下記参照してください。
MAIN
Cutoff
フィルターのカットオフ周波数を設定することが可能です。
Resonance
フィルターのレゾナンスを設定することが可能です。
Env Mod
フィルターエンベロープのカットオフモジュレーションを設定することが可能です。
Decay
フィルターエンベロープのディケイタイムを調整することが可能です。
Accent
フィルターのカットオフとレゾナンスに影響するアクセント量を調整することが可能です。
Waveform
SquareとSawtoothの量を調整することが可能です。
0にするとSquare 100%、100にするとSawtooth 100%となります。
DISTORTION
Distortion Switch
Distortionをオン・オフすることが可能です。
Drive HP
プリディストーションのハイパスを設定することが可能です。
Drive
ディストーション量を設定することが可能です。
Drive Volume
ディストーションのアウトプットボリュームを設定することが可能です。
PULSE WIDTH
PW
パルス波の幅を設定することが可能です。
LFO Speed
LFOのスピードを調整することが可能です。
LFO ー> PW
パルス波に影響するLFO量を調整することが可能です。
プリセット
2018年08月現在で、Transistor Bassのプリセットは10個から選択することが可能です。
デモ音源
Transistor Bassの簡単なデモを作成しました。
ベースフレーズとしては、Fマイナーのコード音を入力しています。
Cutoffをオートメーションで動かしてみました。
2小節目まではTransistor Bassのみで、3小節目から4つ打ちのドラムを入力しています。
オートメーションの設定方法は下記記事を参照してください。
https://mp-app.net/fl-studio-mobile-automation/
Transistor BassとドラムのトラックをSoundCloudにアップしましたので、参考まで聴いてみてください。
まとめ
筆者は、オートメーションやエフェクトの設定も簡単で直感的なので、このFL Studio Mobileを外出時のデモ打ち込みに重宝しています。
Transistor Bassは音色を簡単に設定することが可能で、音もけっこう良くダンスミュージックのベースにおすすめです。
FL Studio Mobileの「MiniSynth」の使い方は下記参照してください。
FL Studio Mobileの音声ファイルに読み込み方法は下記参照してください。