いまどき迷惑メールなんて届くの?と思っている方もいるかと思いますが、筆者のガラケー宛てにショートメール(SMS)で迷惑メールが届きました。
なぜ携帯電話番号宛てのショートメールが届くのかと疑問に思いましたが、なりすましてアトランダムに送っているということなのかもしれません。
今後も届き続けると面倒なので今回対策を行ってみましたので説明していきます。
もくじ
この記事の流れです。
迷惑メール本文(FC2相談窓口0345865189)
201702151230
dxdz
《最終勧告》有料サイト閲覧履歴があり未納料金が発生中。本日連絡なき場合身辺調査及び法的措置に移行します。 FC2相談窓口0345865189
ショートメール(SMS)で届いた迷惑メールの本文です。
タイムスタンプのようなものと識別コード?のようなもののあとに「身辺調査」「法的措置」などの本文が続いています。
宛先の名前もなければ何の件での未納料金なのかさっぱり不明な状態なので、すぐに迷惑メールとわかり、このショートメールで連絡してしまうとは少し考えにくいですが、2017年現在でも一定の効果があるので送りつけているのかもしれません。
特殊詐欺被害状況
警視庁の平成28年の特殊被害状況を確認してみました。
特殊詐欺とは面識のない不特定の者に対し、電話その他の通信手段を用いて、預貯金口座への振込みその他の方法により、現金等をだまし取る詐欺
平成28年は累計被害額が406億円となっており、前年比では金額は下がっていますがまだまだ被害は大きい状況となっていますね。
ドコモへ迷惑メール報告
いただいた情報をもとに、迷惑メッセージ送信者に対する利用停止などの措置に活用させていただきます。
なお、迷惑メール等送信行為により利用停止などの措置を受けたお客様の個人情報について、携帯電話、PHSサービスを提供する事業者間で交換を行います。
ドコモへ迷惑メールの報告を行うと、利用停止の措置及び他携帯電話の事業者間へ情報交換を行ってくれるとのことでした。
迷惑メール報告方法
①受信BOXから迷惑メール報告するメールを選択する。
②「サブメニュー」ボタンを押下する。
③「サブメニュー」から「迷惑メール報告」を選択する。
④「内容をご確認の上送信してください」アラートが表示されるので「OK」を押下する。
⑤迷惑メール報告用のメール作成画面が表示されるので送信ボタンを押下する。
上記で報告は完了する為、被害をこれ以上広げないためにもぜひ迷惑メールについてはキャリアに報告をお願いします。
SMSを利用した迷惑メール送信者への措置
利用停止件数(SMS):NTTドコモ累計22,679回線
契約解除件数(SMS):NTTドコモ累計3,112回線
利用停止件数(ショートメール):NTTドコモ累計1,616回線
契約解除件数(ショートメール):NTTドコモ累計2回線
ドコモでは2016年12月現在で上記利用停止や利用解除を行っているとのことでした。
どのくらいの事業者が存在するかは不明ですが、20,000件以上の回線を停止しています。
SMS拒否設定
特定のSMSの拒否設定を行うことが可能です。
筆者は今回非通知SMSと国際SMSの拒否設定を行いました。
迷惑メール(SMS)を送信してくるのは非通知か国際からのSMSからの業者が多いと判断した為です。
SMS拒否設定方法
パソコンからMy docomoでSMS拒否設定をする方法を説明していきます。
My docomoへアクセス
上記よりMy docomoにブラウザでアクセスします。
My docomoログイン
ホームページ右上のログインボタンをクリックします。
dアカウントのIDとパスワードでログインします。
dアカウントをお持ちでない方は下記よりアカウント発行します。
あんしん・便利サービスの利用・設定
ログインすると真ん中より下に「あんしん・便利サービスの利用・設定」がありますので「もっとみる」をクリックします。
SMS拒否設定
真ん中より下に「SMS拒否設定」がありますので、「利用する」をクリックします。
SMS拒否・受信設定
「条件を指定して拒否する」を選択して「次へ」をクリックします。
SMS拒否・受信設定
「非通知のSMSを拒否する」「海外事業者から送信されたSMSを拒否する」にチェックをつけて「確認する」をクリックします。
設定を確定する
「設定を確定する」をクリックして設定を完了します。
設定完了
設定が完了したのを確認します。
迷惑メール対策
迷惑メール対策については下記があげられます。
宛先や契約しているサービスか確認
必ずメールアドレスやSMSの場合電話番号など、どこから送信されているか確認すべきです。
また契約しているサービスかどうかの確認を行います。
メールアドレスについては、ドメイン(@より後ろの○○○.jpや○○○.com)などを確認する必要があります。
不用意に返信しない
送信元が不明な場合は不用意にメールの返信を行わないことが重要です。
添付ファイルや本文記載のURL
送信元が不明な場合は、メール本文などに記載されているURLについてクリックしないことが重要です。
また、添付ファイルを開いてしまうとウイルスに感染してしまう可能性があるので絶対開いてはいけません。
本文記載の電話番号
送信元が不明な場合は、本文に記載されている電話番号にも電話を架けないことが重要です。
電話を架けて個人情報(名前、住所、電話番号、クレジットカード情報など)を絶対伝えないようにしましょう。
まとめ
AmazonやAppleを語るフィッシングメールなどどんどん手口が巧妙化しているようです。
かなり本物と区別がつき辛いサイトになっていることもありますので、不用意にクレジットカード情報を含む個人情報を入力しないことが重要ですね。
今回の出来事は他人事ではなく、筆者も被害にあわないように気をつける良いきっかけになりました。
筆者は、P-01Gを利用していますが、電池の持ちもよくサクサクでかなりおすすめです。
Amazonで詐欺にあわないように、2段階認証を設定するのをおすすめしています。