筆者は格安SIMのmineoを利用したスマホとドコモガラケーの2台持ちを現在でも続けていますが、MVNO1本化を検討するにあたりネックとなるのが家族通話などの通話料金です。
格安SIMを提供しているMVNO各社は一定時間の通話を無料にする通話定額プランを提供しており、差別化を図ってきています。
今回はドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアからMVNOに乗り換える際の参考に各社の通話定額のプラン詳細を見ていきます。
もくじ
目次
この記事の流れです。
OCN
OCNは何度でも10分かけ放題オプションを提供しています。
月額料金は850円(税別)となっており、申し込み月は無料となっています。
10分を超えた通話については30秒につき10円となっています。
楽天モバイル
楽天モバイルは何度でも5分かけ放題オプションを提供しており、月額850円(税別)となっています。
10分を超えた通話については30秒につき10円となっています。
楽天モバイルは月額2,380円で国内通話が無制限で何度でも無料になるサービスを発表しました。
「楽天でんわ」アプリを利用して発信するか、音声通話の発信時に「003768」を通話番号の先頭につけることで国内通話がかけ放題となります。
上記以外の方法で音声通話を使うと、20円/30秒の通話料が発生します。
ガラケーのプレフィックス付加方法は下記参照ください。
IIJmio
IIJmioは何度でも5分かけ放題、同一契約者名義の家族との通話は30分以内でオプションを提供しており、月額830円(税別)となっています。
また、何度でも3分かけ放題、同一契約者名義の家族との通話は10分以内のオプションは、月額600円(税別)となっています。
筆者も通話明細を確認しましたが、無料の家族通話でも30分を超えることは少なかったです。
キャリア契約を家族通話無料の為に継続している方は検討する価値があると考えます。
FREETEL
FREETELは何度でも5分かけ放題のオプションを提供しており、月額840円(税別)となっています。
また、1分かけ放題のオプションは月額399円(税別)となっています。
それぞれ通話定額分を超えた通話料金は30秒につき10円となっています。
だれでもカケホーダイ
FREETELは、2017年3月1日より全キャリア対応の「だれでもカケホーダイ」サービスを開始しました。
キャリアやFREETEL以外のMVNO各社でも利用することが可能です。
1分かけ放題が月額299円、5分かけ放題が月額840円、10分かけ放題が月額1499円となっており、それぞれ通話定額分を超えた通話料金は30秒につき10円となっています。
DTI
DTIは何度でも5分かけ放題のオプションを提供しており、月額780円(税別)となっています。
専用アプリが不要で通常の電話機能で利用可能となっています。
通話定額分を超えた通話料金は30秒につき20円となっていますので注意が必要です。
BIGLOBE
BIGLOBEは何度でも3分かけ放題のオプションもしくは最大60分の通話パックを提供しており、月額650円(税別)となっています。
通話時間が3分を超えた場合は、10円/30秒の通話料がかかります。
U-mobile
U-mobileは3分50回までのかけ放題が月額500円(税別)と最大60分の通話が月額800円(税別)のオプションを提供しています。
U-CALL MAXアプリがあれば3分を超えた通話について10円/30秒の通話料で通話することが可能です。
b-mobile
b-mobileは50回通話無料のオプションを提供しており、月額500円(税別)となっています。
3分を超えた通話について10円/30秒の通話料で通話することが可能です。
DMM mobile
DMMは2017年の2月より5分かけ放題のサービス提供を開始しました。
月額850円(税別)となっており、5分を超えた通話について10円/30秒の通話料で通話することが可能です。
2017年4月3日~5月31日まで新規契約手数料3,000円(税別)が無料となるキャンペーンを実施中です。
イオンモバイル
イオンモバイルは何度でも10分かけ放題のオプションを提供しており、月額850円(税別)となっており、10分を超えた通話について10円/30秒の通話料で通話することが可能です。
「イオンでんわ」アプリを利用するか、相手の電話番号の前に「0037-691」をつけて架けることで定額通話となります。
mineo
mineoは2017年3月より5分かけ放題のサービス提供を開始しました。
月額850円(税別)となっており、5分を超えた通話について10円/30秒の通話料で通話することが可能です。
専用アプリ「mineoでんわ」をダウンロードして、アプリ経由で電話を架けることで5分の定額通話を利用することができます。
3桁特番やフリーダイヤルなどには架けられないのと、NTT固定電話にこちら側の(架けた側の)番号が表示されないので注意が必要です。
・一部のサービス(3桁特番、着信課金サービス、統一番号サービス、情報提供ダイヤル)への発信はできません。
・NTT固定電話へは発信番号が表示されません。
スマートモバイルコミュニケーションズ
スマモバは、10分かけ放題の「スマート通話定額プレミアム」サービスを開始しました。
月額850円(税別)となっており、10分を超えた通話について20円/30秒の通話料が発生します。
NTTコミュニケーションズ提供の専用アプリ「0035でんわ」を使って発信するか、相手の電話番号の先頭に「003545」を加えて発信することで利用可能となっています。
TONEモバイル
TSUTAYAのMVNOのTONEモバイルは何度でも10分かけ放題で月額500円(税別)となっています。
ただしこちらは050のIP電話網を利用するサービスとなっていますので、他各社の通話定額サービスと比べて通話品質は劣りますので注意が必要です。
Nifmo
Nifmoは何度でも10分かけ放題で月額830円(税別)のサービスを提供開始しました。
10分を超えた通話について10円/30秒の通話料が発生します。
同時にスタートした「NifMo 半額ダイヤル」は、専用アプリもしくはプレフィックス番号を付けて発信すると、電話番号はそのままで、国内通話料が半額になるサービスとなります。
LINEモバイル
LINEモバイルが何度でも10分かけ放題で月額880円(税別)のサービスを提供開始しました。
10分を超えた通話について10円/30秒の通話料が発生します。
通話アプリ「いつでも電話」を利用するか、電話番号の前に「0035-45」を付加すれば、10円/30秒の通話料金となる「いつでも電話」サービスもあわせてサービス開始しました。
どちらのサービスも、緊急通報(110番、118番、119番)、フリーダイヤル、ナビダイヤル(0570)、国際電話には架けられないとのことなので、利用する場合は標準の通話アプリを使う必要があります。
まとめ
いろいろな基準がありますが、よく通話を利用する方には、筆者のおすすめは10分かけ放題で家族間通話定額サービス(同一ID間)があるIIJmioです。
キャリアから乗り換える際に家族通話や通話定額が重要な方については、定額通話可能な時間、月額料金ともにMVNO各社様々なのでよく確認することをおすすめします。
筆者が利用している5分かけ放題サービスのある「mineo」を利用するには、下記エントリーパッケージ購入がおすすめです。